ALPINA B3ツーリングの車検が終了しました!

ALPINA B3ツーリングの車検が終了しました!

さてさて、いつもご利用いただいております、S様のALPINA B3の車検が無事終了しましたのでご紹介です。

今回点検させていただいた結果、こちらの作業を行わせていただきました。

はい。今回の作業はブレーキフルード交換をさせていただきました。

前にもちょっとご案内しましたが、車に関係する用語で、液体のものを〇〇オイルと呼ぶときと、○○フルードと呼ぶときがありますね?この違いって皆様ご存知でしょうか?

一般的に、潤滑や冷却に使用あれるものをオイル、、、そうですね。エンジンオイルなんかがいい例ですね。

逆に力を伝達するために使用されるのが、フルードです。

そうです。まさしくブレーキフルードになります。

車を止めるために、オーナー様がやることは何でしょうか?

そうです!ブレーキペダル踏むことです。

そうすることにより、タイヤの奥の方についてるブレーキキャリパーに力が伝わりまして、キャリパーの中のピストンが追い出されて、ブレーキパットを押し出して、ブレーキローターに押し付けて、そのときに発生してる摩擦で車を止めてるわけです。

そう!このブレーキペダルからの力をキャリパーまで伝えているのが、ブレーキフルードの役目でございます。

一度は見たことがある警告かもしれませんが、ブレーキフルード交換時期です!まぁーエンジンオイルなどと違って、んーーーそろそろブレーキフルード変えるかって話にはならにですよね(笑)

 

では、なぜ!ブレーキフルードを交換するのか!

 

ブレーキフルードというのは、性質上 水分を吸収しやすくなっております。

そうすると、ブレーキフルードの中にところどころ水分が混じってしまいます。

ここからは小学生で習うお話です。

水は100度を超えると何に代わりますか?

そうです。液体から気体に代わります。

もうお解りですね。気体をいくら押したってなんの反応もないですよね(笑)

ブレーキというのは、ものすごい摩擦力であの重い車を止めてるので、その時に発生する熱はものすごいことになります。

ブレーキフルードというのは、沸点温度が高い液体ですので、あつーーーくなって100度を超えても、気体に代わることはありません。

ただですよ・・・・使ってるうちに、水分大好きなブレーキフルードがどんどん水分を含んで、100℃を越してしまったら、ブレーキフルードは大丈夫だけど、その中の水分は蒸発して気体に代わってしまう。よってこれがブレーキを踏んでもブレーキが利かなくなってしまうことになります。なので交換しましょうって話ですね。

なので、うえのテスターでなにを調べてるかというと、フルード内の水分量を調べてるんです。

 

こうして、ひとつひとつ専用のテスターなどを使って、点検しながら作業内容をお客様と決めていきます。

また、今回はスタビリングロッドのブーツも破れておりましたので、左右交換しまして。

専用テスターでエラーのリセット、洗車をしてご納車させていただきました。

 

車検もビシバシ受付中ですので、お気軽にお問合せ下さい。